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【働き方改革】同一労働同一賃金への対応する賃金制度改革(2/6・3/7千葉県経営者協会主催セミナー講演)

2019-05-01

労働弁護士の戸田です。

平成もいよいよ終わり、令和を迎えました。

新元号でも変わらずよろしくお願いいたします。

 

さて、同一労働同一賃金の対応も来年2020年4月(令和2年4月)に迫っています。

昨年から注目の集まったこのテーマですが、最近は少し議論が落ち着いたところがありますが・・・現場では対応に追われています。

企業の皆様、顧問先の社労士の皆様からも対応についてご相談を多数受けています。

 

少し前になりますが、千葉県経営者協会主催「同一労働同一賃金セミナー」を2回に渡って実施しました。

千葉県最東端の銚子での開催(2月6日)と千葉県経営者協会本部(3月7日)での2回に渡る開催でした。

合計50社超の60名以上のご参加をいただきました。

千葉県経営者協会本部で実施したセミナーでは、特に具体的な対応方法をお話ししてきました。

同一労働同一賃金については、平成30年6月に出されたハマキョウレックス事件、長澤運輸事件の量事件の分析・解説はほぼ出揃っています。

平成30年12月には同一労働同一賃金ガイドラインが発表されていますし、平成31年1月には厚生労働省発行の同一労働同一賃金のパンフレットも公表されている状況です。

 

今考えるべきことは、具体的な取り組み方法です。

これは、企業の人事組織の見直しや賃金制度の改革に踏み込む必要があります。

賃金制度改革は、企業の人件費原資を考慮しつつ、人事評価制度の抜本的見直しをも視野に入れる必要があります。

パートタイム労働者・有期雇用労働者を含めた矛盾のない賃金制度を作っていく必要があります。

従来型給与の年齢給や勤続給中心の「人」基準の賃金制度ではもはや対応できません。

「仕事」基準で、能力や役割を中心に据えた賃金制度を作り上げていくことが必要です。

 

同一労働同一賃金の対応は、小手先で正社員の手当カット等では対応できません。

そして、制度の見直しには痛みを伴う。

従業員へのしっかりとした説明を行い、就業規則・賃金規程が不利益変更になるとしても法的に問題のない制度改革を行う必要がありますね。

 

制度改革は1年がかり!令和を機にすぐにスタートしましょう!

 

【講演情報】戸田弁護士が11月27日に淑徳大学で労働法講義の講師を担当しました

2018-11-27

西船橋法律事務所の所長弁護士の戸田です。

本日、淑徳大学の千葉キャンパスにて、大学3年生向けの科目である労働法講義のゲスト講師を担当しました。

(ジェフ千葉のホーム、フクダ電子アリーナのすぐ近くのキャンパスです)

テーマは・・・

「知っててよかった」労使トラブルの実態と解決方法 ~労働弁護士だから語れる労働紛争のホント~

近年、学生への働くルール教育として「ワークルール」の必要性が叫ばれます。

これから社会に出ようとする学生の段階から、労働ルールの知識と活かし方を身につけることは重要です。

様々な考え方があると思いますが、私は学生の段階で、細かい労働法(労働基準法、労働契約法などなど)の知識を詳細に身につけることが重要とは思いません。

むしろ重要なのは、労働者と使用者を縛るルールの考え方や発想を実感することではないかと。

労働ルールって特殊なんです。憲法にも規定されて、対等な民法のルールを修正している。

労働者ももちろんですが、使用者側もその特殊性を肌感覚で知るべきなのです。

 

そういった観点から、今回担当した労働法講義は、実務家講師だからこそ話せる肌感覚を伝えたかった。

私が体験した事件を可能な限りリアルに、ケーススタディ形式で考えてもらいました。

生の事例を通じて、労使紛争のリアルを実感する。

我々弁護士がどうやって労働者・使用者の相談を受け、どんな考え方で労使紛争の解決を導いているのか、裏話を含めて生々しく伝えられたかな、と思います。(内容証明のサンプルも配りました)

学生の皆さんもほとんど寝ることなく、真面目に聞いてもらえましたし。

 

楽しかったです。来年もお誘いいただいたので、是非担当したいです!

【セミナー開催情報】10月22日(月)「働き方改革で変わる中小企業の労務管理~働き方改革の実態とは~」第1回「同一労働同一賃金対応」

2018-09-18

労働弁護士の戸田です(西船橋法律事務所・船橋市)。

 

いよいよ来年平成31年4月から改正労働基準法が施行されます。

三六協定での残業代の上限規制も話題ですが、直近で問題となるのは、有給休暇を取得させる義務についてですね。

10日以上の年次有休を取得している労働者については、5日間取得させる義務がある。罰則付です。

こちら、中小企業も猶予期間がありません。

来年4月から、待ったなし

 

そんなところで、中小企業も「働き方改革」にシフトした対応が必要です。

そこで、今回は企業向けに「働き方改革で変わる中小企業の労務管理~働き方改革の実態とは~」と題して、3回シリーズでセミナーを開催します!

 

まずは、ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件と、先日成立した働き方改革関連法案を踏また同一労働同一賃金への労務管理対策。

先日出た同一労働同一賃金ガイドラインたたき台を踏まえながら、働き方改革関連法案を踏まえて労務管理実務に役立つ内容です。

弁護士との座談会、後日の無料個別相談(30分程度)が特典です。個別の対応について、労務専門弁護士とじっくり検討することができるセミナーは他にありません!!

皆様のご参加をお待ちしております。

ご案内チラシはこちら

 

セミナー内容の紹介

「働き方改革で変わる中小企業の労務管理~働き方改革の実態とは~」

第1回:同一労働同一賃金対応の実務

【日時】 10月22日(月)14:00~18:00 

【場所】 船橋ツインビル 西館6階 Rental会議室

  〒273-0005 千葉県船橋市本町7-7-1 船橋ツインビル西館6階

【参加費】 5,000円(税込み) ※顧問先企業様は無料

 

このような企業にお勧めします!

☑ 長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件の詳しい判決内容や 意味づけについて勉強したい。

☑ 両事件の最高裁判決の実務への影響を詳しく学びたい。

☑ 期間雇用・パートタイム労働者を多く雇用する顧問先がいる が、どのように労務アドバイスしていいかわからない。

☑ 同一労働同一賃金を踏まえた労務管理・就業規則の改訂方法 について知りたい。

☑ 労務専門弁護士への個別無料相談をしたい

 

当日のスケジュール

第1部 講演 14:00~17:00

①長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件最高裁判決の解説

 既に解説し尽くされている感はありますが、改めて両最高裁判決の位置づけ・今後の労務管理への活かし方を、働き方関連法案の動向を踏まえて徹底解説します!

②同一労働同一賃金の実務的意義~働き方改革法案を踏まえて

 同一労働同一賃金は、有期雇用労働者・パートタイム労働者・派遣労働者全般で問題になってきます。働き方改革関連法案により、派遣労働者の均衡待遇の対応も検討する必要がある等、非常に大きなテーマになっています。対応の実務的意義を徹底検討します!

③今後予想される非正規雇用労働者についての労務トラブル

 長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件最高裁判決・働き方改革関連法案によって様々な労務トラブルが予想されます。

 非正規雇用労働者からの本給・賞与格差に基づく請求等です。対応方法について徹底検討します!

④企業・社労士が行っておくべき対応策(就業規則の改訂)

 就業規則・賃金体系の見直しは待ったなし!具体的な事例をベースに、就業規則・関連規程の改訂について徹底検討します!

 

第2部 座談質問会 17:20~18:00

 戸田弁護士への座談質問会(申込書で質問を受け付けます!)

 

セミナー参加特典

★戸田弁護士への個別無料相談(30分程度)ができます!

判決内容、就業規則の改訂方法、その他現在抱えている労務トラブル対応など、 現在のお困りごとに応じた相談が可能です。

 

申し込みはこちらから

チラシをプリントアウトしていただきFAX送信

②問い合わせフォームにて、以下の記載をお願いします。

 10月22日セミナー参加希望

 ・事務所名(企業名)

 ・参加者氏名

 ・連絡先電話番号・FAX番号

 ・Eメールアドレス

 ・座談会への参加希望の有無

 ・座談会での質問事項

【セミナー情報】2018年9月11日、社労士向け労働問題研究会「最高裁判例を踏まえた同一労働同一賃金への対応方法」を開催しました

2018-09-12

千葉、船橋の労働弁護士の戸田です(西船橋法律事務所)。

9月11日、平成30年度の西船橋法律事務所主催の社会保険労務士の先生方向けセミナー「労働問題研究会」の特別編の開催です。

@船橋(船橋ツインビルレンタル会議室)

今回も、千葉県内の船橋支部、千葉支部、東葛支部(松戸、柏など)、北総支部(成田など)千葉県全域の社労士の先生方に参加いただきました。

テーマは、「最高裁判決を踏まえた「同一労働同一賃金」への対応方法

同一労働同一賃金、今熱すぎるホットテーマですね。

ハマキョウレックス事件最高裁判決、長澤運輸事件最高裁判決の分析解説を皮切りに、8月30日に出された同一労働同一賃金ガイドラインたたき台も徹底検討したなんと4時間にもわたる濃密な講義となりました。

 

今回は第二部座談会も行い、徹底討論も行いました。

・同一労働同一賃金を踏まえてどのように就業規則を変更するのか、

・「パート」の概念やくくりをどうするか

・期間雇用労働者の「昇給」がない、と規定することは同一労働同一賃金から問題があるのか?

などなど、話は尽きませんでした。

 

ご参加いただいた先生方、ありがとうございました!

いつもどおり講義内容の概要をまとめます。

 

第1章 同一労働同一賃金の概要

1       事例

弁護士ドットコムの掲載記事

非正規の社員はウォーターサーバー使用禁止

2       同一労働同一賃金の議論状況

3       非正規雇用者との待遇格差

4       現在の議論状況

・働き方改革関連法(資料参照)

・平成30830日発表の同一労働同一賃金ガイドライン指針原案

5       価値観の改革の必要性

・改正は待った無し。同一労働同一賃金への対応はいますぐ!

・今までの就業規則ではダメ(パートタイム就業規則の例)

 

章  長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件最高裁判決の解説

同一労働同一賃金の議論は、ハマキョウレックス事件と長澤運輸事件の最高裁判決によって大きく動く。労働契約法20条に関しての初の最高裁判断。

有期雇用労働者と無期雇用労働者との待遇について均衡待遇を要請した規定。

1 ハマキョウレックス事件

判決の4つのポイント

労務管理への活かし方

 

2 長澤運輸事件

判決の4つのポイント

労務管理への活かし方

 

章 今後予想される非正規雇用労働者についての労務トラブル

1       労務トラブルのリスクについて

2 在職中の期間雇用労働者・パートタイム労働者からの賃金請求

  同一労働同一賃金に関して将来の待遇改善も含めて対応が必要

3 退職後の期間雇用労働者・パートタイム労働者からの賃金請求

  無期転換・更新上限雇い止め等の違法性を訴える地位確認にくっついて請求されることもありえる!

 

第4 企業・社労士が行っておくべき同一労働同一賃金対応のまとめ

1 同一労働同一賃金はいつから準備するべきか

2 企業・社労士が同一労働同一賃金対応に向けていますぐやるべきこと

 現状の把握

② 企業の方向性を検討

③ 具体的な制度設計を検討(業務内容の整理)

3 同一労働同一賃金ガイドラインの熟読・対応は必須

同一労働同一賃金ガイドライン案(830日たたき台案)の内容分析(手当ごとの待遇検討・水町参照)

4 賃金制度の見直し

・就業規則(パートタイム就業規則、期間雇用就業規則)の整備

・同一労働同一賃金に関する説明書・説明会の実施

 

第2部 同一労働同一賃金座談会

【緊急セミナー開催情報】9月11日開催!同一労働同一賃金対応セミナー~ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件最高裁判決を踏まえた最新の労務管理

2018-08-08

労働弁護士の戸田です(西船橋法律事務所)。

先日コラムでお話したとおり、本年6月1日にハマキョウレックス事件、長澤運輸事件の最高裁判決が出され、有期雇用労働者に関する待遇格差に関して、同一労働同一賃金ガイドラインを強く意識した判断が確立しました。

さらに先日、働き方改革関連法案の成立により、今非正規と呼ばれている期間雇用労働者・パートタイム労働者について、各企業において同一労働同一賃金を踏まえた対応が必須となっています。

そこで、ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件と、先日成立した働き方改革関連法案を踏まえ、同一労働同一賃金への労務管理対策セミナーを開催します!

既にこの最高裁判例解説のセミナーはあちこちで実施されているかと思いますが、本セミナーは座談会を含む4時間の大型セミナーです。

昨日国会を通過した働き方改革関連法案を踏まえ、最高裁の解釈だけではなく、派遣社員の同一労働同一賃金も含め、労務管理実務に役立つ内容で講演します。

弁護士との座談会後日の無料個別相談(30分程度)が特典です。個別の対応について、労務専門弁護士とじっくり検討することができるセミナーは他にありません!!

今回、千葉県内の社会保険労務士の先生(千葉支部、船橋支部、東葛支部、北総支部)にはご案内チラシをお送りしていますが、ここに告知させていただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。

ご案内チラシはこちら

 

セミナー内容の紹介

社会保険労務士向け労働問題研究会・特別編

最新最高裁判決を踏まえた 「同一労働同一賃金」セミナー

【日時】 9月11日(火)14:00~18:00 

【場所】 船橋ツインビル 西館6階 Rental会議室

  〒273-0005 千葉県船橋市本町7-7-1 船橋ツインビル西館6階

【参加費】 5,000円(税込み) ※顧問先事務所様は無料

 

このような社会保険労務士の先生にお勧めします!

☑ 長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件の詳しい判決内容や 意味づけについて勉強したい。

☑ 両事件の最高裁判決の実務への影響を詳しく学びたい。

☑ 期間雇用・パートタイム労働者を多く雇用する顧問先がいる が、どのように労務アドバイスしていいかわからない。

☑ 同一労働同一賃金を踏まえた労務管理・就業規則の改訂方法 について知りたい。

☑ 労務専門弁護士への個別無料相談をしたい

 

当日のスケジュール

第1部 講演 14:00~17:00

①長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件最高裁判決の解説

 既に解説し尽くされている感はありますが、改めて両最高裁判決の位置づけ・今後の労務管理への活かし方を、働き方関連法案の動向を踏まえて徹底解説します!

②同一労働同一賃金の実務的意義~働き方改革法案を踏まえて

 同一労働同一賃金は、有期雇用労働者・パートタイム労働者・派遣労働者全般で問題になってきます。働き方改革関連法案により、派遣労働者の均衡待遇の対応も検討する必要がある等、非常に大きなテーマになっています。対応の実務的意義を徹底検討します!

③今後予想される非正規雇用労働者についての労務トラブル

 長澤運輸事件・ハマキョウレックス事件最高裁判決・働き方改革関連法案によって様々な労務トラブルが予想されます。

 非正規雇用労働者からの本給・賞与格差に基づく請求等です。対応方法について徹底検討します!

④企業・社労士が行っておくべき対応策(就業規則の改訂)

 就業規則・賃金体系の見直しは待ったなし!具体的な事例をベースに、就業規則・関連規程の改訂について徹底検討します!

 

第2部 座談質問会 17:20~18:00

 戸田弁護士への座談質問会(申込書で質問を受け付けます!)

 

セミナー参加特典

★戸田弁護士への個別無料相談(30分程度)ができます!

判決内容、就業規則の改訂方法、その他現在抱えている労務トラブル対応など、 現在のお困りごとに応じた相談が可能です。

★社労士業務に活用いただける労務管理アドバイザー契約をご紹介します。

 

申し込みはこちらから

チラシをプリントアウトしていただきFAX送信

②問い合わせフォームにて、以下の記載をお願いします。

 9月11日セミナー参加希望

 ・事務所名(企業名)

 ・参加者氏名

 ・連絡先電話番号・FAX番号

 ・Eメールアドレス

 ・座談会への参加希望の有無

 ・座談会での質問事項

【セミナー情報】2018年6月19日、社労士向け労働問題研究会「労務管理にすぐ役立つ!最新判例解説」を開催しました

2018-06-27

千葉、船橋の労働弁護士の戸田です(西船橋法律事務所)。

6月19日、平成30年度の西船橋法律事務所主催の社会保険労務士の先生方向けセミナー「労働問題研究会」がスタートです。
今年は船橋(船橋ツインビルレンタル会議室)にて開講しました。

今回も、千葉県内の船橋支部、東葛支部(松戸、柏など)、北総支部(成田など)を中心に千葉県全域の先生方15名に参加いただきました。

テーマは、「労務管理にすぐ役立つ!最新判例解説」です。

 

近年の重要な判例を題材に、「労務管理にどう活かせるか?」と、専ら使用者側の観点から判例を読み解きました。

労務管理のベースはやはり判例、労働実務の肝です。

6月1日に出たばかりのハマキョウレックス事件最高裁判決、長澤運輸事件最高裁判決についても解説しました。

【講義内容】

使用者の立場からの判例の分析の視点

(1)規範レベルの正しい把握

・他の事件にも共通する規範レベルの理解

・あてはめ部分との峻別

⇒労務管理の観点からクリアすべきメルクマールを分析する

(2)事例判断の分析

・どの事情がどのように使われているか

(規範レベルとの結びつき)

⇒労務管理の観点ではどういう事情を重視すべきか、証拠の作り方も含めて分析する。

 

①労働条件変更に関する最新判例

 ★労働者の同意の取り方に関する最近のトレンド

 ・山梨県民信用組合事件

 ・広島中央保険生活協同組合事件 

 

②時間外労働に関する最新判例

 ★特に固定残業代に関して近年重要判例が続々

 ⇒残業代制度の作り方の見直し、ヒントにする。

 ・テックジャパン事件

 ・国際自動車事件(最高裁判決・差戻審判決)

 ・医療法人社団康心会事件

 

③非正規労働に関する最新判例

 ★労働契約法20条の最新の最高裁判例を分析 

 ⇒賃金制度の見直しのきっかけに

 ・ハマキョウレックス事件最高裁判決

 ・長澤運輸事件最高裁判決

【セミナー情報】2018年5月22日、社労士向け労働問題研究会「問題社員対応への対処プロセスの実務」を開催しました

2018-05-27

千葉、船橋の労働弁護士の戸田です(西船橋法律事務所)。

5月22日、平成30年度の西船橋法律事務所主催の社会保険労務士の先生方向けセミナー「労働問題研究会」がスタートです。

今年は船橋にて開講しました。

千葉県内の船橋支部、東葛支部(松戸、柏など)、北総支部(成田など)を中心に千葉県全域の先生方20名以上に参加いただきました。

 

テーマは、「問題社員対応への対処プロセスの実務」です。

多くの会社・使用者が対応に悩む問題社員への対応を、実際の事例を題材として講義しました。

問題社員、と言っても本当に「問題」があるのか、感情ではなく、具体的な事実に着目する必要があります。

実はそこがなかなか難しい。多くの使用者が、「気に入らない社員=問題社員」という誤った認識を持っている。

多数の書式も配布させていただき、「明日から使える」と、好評の声を多数いただきました!

企業・使用者と密接な社会保険労務士の先生方にこそ、適切な問題社員への認識、対処を理解していただきたいと思っています。

 

次回は6月19日、最新判例をテーマとした講義です!

まだ若干の空きがあります。ご参加をお待ちしています。

 

最後にいつもどおり、講義内容を簡単にご紹介します。

 

問題社員対応への対処プロセスの実務

1 はじめに
 使用者を悩ます「問題社員」への適切な対応を知る
 問題社員への対応の難しさを理解しつつ,適切なアプローチ方法を具体的な事例をベースに把握する。

 

2 なぜ問題社員への対応が必要か

(1)問題社員の放置は会社の害悪
多数の社員がいれば,問題社員は必ず存在する。
問題社員への対応を放置すると,他の社員へのモチベーションの低下を招く。
組織における緊張感の確保は必須。
 
(2)我慢を重ねた社長の例

(3)何がダメだった?
我慢の限界⇒即解雇(出て行け!)はNG
 

3 どんな問題社員がいるのか
① 犯罪を行った従業員
② 業務命令を聞かない
③ 能力が足りない、仕事ができない
④ 勤務態度が悪い(勤怠不良)
⑤ 協調性不足型
⑥ メンタルヘルス型

 

4 問題社員へはどう対処するか~考え方
「会社・使用者が気に入らない社員=問題社員」 ではない!
問題行動を起こす・繰り返す社員が問題社員なのである。

 

5 改善させるアプローチ
①注意・指導
②懲戒処分(戒告,減給,出勤停止)
③人事異動
④給与減額
⑤賞与減額

 

6 退職に向けたアプローチ
事実関係の把握(問題行動の発覚・調査)
 ↓
指導・注意(口頭から書面へ)
 ↓
厳重注意(書面での注意)
 ↓
懲戒処分(弁明の機会を与えつつ,相当な懲戒処分をチョイスする)
 ↓
人事権による降格・配転等(挟まなくてもOK)
 ↓
退職勧奨(可能な限り合意退職を目指す)
 ↓
解雇(リスクゼロとするのはかなり難しい。最後の手段)

 

7 問題社員への具体的な対処方法〜こんな時どうする??

ケース1★協調性不足の問題社員へのアプローチ・・・「問題行為」の記録化を綿密に!!

【パート1:事案の発覚と事実確認】

【パート2:対応プロセス】
① 問題行為を口頭で注意・社員からの業務報告(2~3回)
[書式]業務報告書

② 問題行為を書面で注意(2~3回程度)
[書式]指導書
A 指導書の渡し方
B 面談の進め方

③ さらなる違反について懲戒処分(最低1回)
(懲戒へのプロセス)
A.事実確定
B.言い分の聴取(弁護士同席も可)
 [書式]弁明機会通知書
C.懲戒処分の決定(処分通知)
[書式]懲戒処分通知書

【パート3:退職に向けた具体的手続】
④ 退職勧奨
[書式]退職合意書
(伝えるべき事)

⑤ 解雇(普通解雇)
④に応じない場合はやむなく解雇通知を行います。
[書式]解雇通知書、解雇理由書

 

ケース2:仕事中?そんなの関係ねえ!勤怠不良のモンスター社員
【注意指導の実践方法を説明】
【解決の帰趨】
・労働審判の結果⇒1ヶ月半程度の解決金(退職金提案は下回る)
 ・・・解雇有効の事案の解決水準は1~3ヶ月程度

ケース3  ★重大な非違行為のある問題社員への対応方法(懲戒処分を踏まえて)
【パート1:事案の発覚と事実確認】

【パート2:適切な事実の評価】
① 社内犯罪か、社内ルール違反にとどまるか
② その違反の程度はどうか
③ 社外犯罪だとして、企業の事業内容や知名度・事件の公表の有無はどうか
④ 非違行為の結果の重大性(会社への影響、被害額、怪我の程度等)
⑤ 社員の地位・職務はどうか
⑥ 社員の普段の勤務態度はどうか
⑦ 類似事例の先例

【パート3:懲戒処分の選択】
A 軽微なルール違反にとどまる
⇒厳重注意又は戒告、譴責などにとどめる
B 中程度のルール違反、軽微な社外犯罪
⇒情状を見て、減給、出勤停止処分。場合によっては弁償をさせる
C 重い企業ルール違反、看過できない社外犯罪
⇒情状をかなり慎重に検討する。退職方向でのアプローチ

【パート4:懲戒処分の進め方(ABを前提に)】

【パート5:退職に向けたアプローチ(Cを前提に)】

【残席僅か】5月22日・平成30年社労士向けセミナー労働問題研究会「問題社員への対処プロセスの実務」

2018-05-01
労働弁護士の戸田哲です。
 
船橋で開催する社労士向けセミナーのご案内です。
開催まで1ヶ月を切りました。
 
おかげ様で、先着30名のところ、船橋の事務所を中心に既に20事務所以上のご参加を頂いております。
ありがたいことに、船橋だけではなく、成田・松戸・鎌ヶ谷・市原の事務所等、千葉県全域からのご参加があります!
 
まだ若干残席ありますので、お申し込みはお早めにお願いします。
ご参加は問い合わせフォームでも可能です(お名前・事務所名・電話連絡先・メールアドレスをお知らせ下さい)。
 
【日時・場所】
日時 5月22日(火)14:30~
場所 船橋ツインビルRental会議室(船橋駅北口のイトーヨーカドー船橋店入居の「船橋ツインビル」西館6階です)
 
【内容】
どの企業も悩む「問題社員」に対し、リスクをいかに軽減させつつ、毅然とした対応を行うか。
当事務所での対処プロセスパッケージを示しながら、すぐに対処できる方法をお伝えします

【セミナー開催情報】社会保険労務士様向け労働問題研究会・第2弾

2018-04-03

労働弁護士の戸田です。

4月になり、千葉・船橋界隈も随分暖かくなってきました。

例年この時期は、裁判官の転勤シーズンのためか裁判所の期日が少なく、外出の機会が少ないのがもったいないくらいです。

 

さて、昨年度、社会保険労務士様向け労働問題研究会の第1弾を全3回シリーズで開講しました。

今話題の「無期転換」から始まり、「残業代対応」「労働審判」について講演させていただきました。

お陰様で、当初の定員7名を大幅に上回る、約20事務所の先生にご参加いただきました。(増設日程を2枠作りました!)

 

そして、今年度「社会保険労務士様向け労働問題研究会」の第2弾を実施します。

【30名限定】となりますので、ご参加希望の方はお早めにお申し込みいただきますよう、お願い致します。

*平成30年5月1日 申込み方法・詳細内容・会場場所などについて追記しました。

 

↓↓申込みはこちらのチラシをダウンロードの上、FAXでお願いします↓↓ 

「社会保険労務士様向け労働問題研究会・第2弾」の申込みはこちら

*本サイトの問い合わせフォームからのお申し込みも可能です(お名前、事務所名、連絡先、参加希望の日程をご記載下さい)。

 

【日程・内容】

① 5月22日(火)14:30~ 「問題社員への対処プロセスの実務」

     どの企業も悩む「問題社員」に対し、リスクをいかに軽減させつつ、毅然とした対応を行うか。

      当事務所での対処プロセスパッケージを示しながら、すぐに対処できる方法をお伝えします!

      (内容)

  ・過去の問題社員対応事例を踏まえた問題社員への対応方法

  ・問題社員に対する注意・指導プロセスの方法

  ・懲戒処分の可否等のケーススタディ

  ・懲戒処分の認定・処分決定の具体的方法

  ・問題社員の退職に関するプロセス等

② 6月19日(火)14:30~「労務管理実務にすぐに役立つ!最新判例解説」

 労使トラブルを扱う士業が知っておくべき近年の判例をピックアップし、今後の労務トラブル防止活かせるポイントを法的観点から解説します。

 (内容)

 ・残業代請求(固定残業代)に関する最新判例

 ・労働条件の変更に関する最新判例

 ・非正規雇用に関する最新判例(労働契約法20条)

 ・解雇事案に関する最新判例等

③ 7月19日(木)14:30~「メンタルヘルス問題への対応アプローチ」

 メンタルヘルス問題についての使用者の対応は不可欠です。メンタルヘルスを顕在化させないための取り組み、顕在化した場合の初動対応方法について解説します。

 (内容)

 ・メンタルヘルス問題の発見方法

 ・メンタルヘルス問題と安全配慮義務

 ・休職命令をどうやって行うか(就業規則の作成一考)

 ・復職判断のプロセス(産業医・主治医の意見の検討)

 ・復職不能社員への対応方法等

 

【参加費】

各回2000円

※顧問先事務所様は無料

 

【場所】

船橋ツインビルレンタル会議室(千葉県船橋市本町7-7-1)

JR総武線・東武野田線「船橋駅」より徒歩3分

*北口前のイトーヨーカドー船橋店入居のビルです。

京成線「京成船橋駅」より徒歩4分 

 

 

【お知らせ】3月20日千葉県税理士会千葉西支部主催の研修講師を担当しました(「労使トラブルから顧問先を救う方法」)

2018-03-29

労働弁護士の戸田です。

3月20日、千葉県税理士会千葉西支部からご依頼を受け、税理士の先生方向けの研修を行いました。

社会保険労務士会様,弁護士会や裁判所からの依頼による講演は多数ありますが、実は、税理士会様からのご依頼は初めてでした。

千葉県税理士会千葉支部は、習志野市、八千代市、千葉市美浜区、千葉市花見川区、千葉市稲毛区の税理士の先生方が所属しておられます。

今回の研修でも相当数の先生にご参加いただきました。

 

ほとんどの中小企業は税理士の先生を顧問でお持ちです。

税務だけではなくて、労務問題や法律問題での困りごとがあったら「とりあえずは税理士さんに相談するか!」という社長さん、とても多いです。

それだけ専門士業は頼られる。

だからこそ、税理士の先生にも、最近殊にふえている労務問題のトラブルを理解していただこうという趣旨の企画でした。

 

さらに言えば、私の事務所では、税理士事務所内での労務トラブルの相談も来るようになってまして、士業事務所自体の労務管理の難しさも考えなければならない・・・

 

労務トラブルリスクから顧問会社を救う方法」と題して、解雇と残業代を中心に労務トラブルの実態をお話ししました。

労務管理のリスクの見抜き方と対応方法を、10以上の事例を基に検討する講義でした。

 

この研修の後、税理士事務所の先生と、当事務所の士業向け顧問サービス「労務管理アドバイザー」契約を結びました。

社会保険労務士・税理士・行政書士など士業の先生方へ(労働弁護士の活用方法)

 

税理士の先生にも頼られる労働専門弁護士を目指し、日々精進です。

 

 

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