① 略歴
鳥取県出身
中央大学法学部卒業
明治大学法科大学院卒業(菅野和夫東京大学名誉教授から2年間指導を仰ぐ)
最高裁判所司法研修所修了、弁護士登録
千葉市内の法律事務所にて勤務(企業案件等を中心に担当)
市川船橋法律事務所(現弁護士法人吉村労働再生)パートナー弁護士にて労働問題を中心に担当
2012年 西船橋法律事務所設立
2019年 弁護士法人戸田労務経営開設
② 所属・役職
日本弁護士連合会所属
日本弁護士連合会裁判官制度改革・地域司法推進本部所属
日本弁護士連合会民事司法制度改革推進本部(2017年)
千葉県弁護士会所属(京葉支部)
千葉県弁護士会労働問題対策委員会副委員長(2012年~現在)
千葉県弁護士会公益通報支援委員会委員長(2020年~現在)
千葉県社会保険労務士会所属(船橋支部)
船橋市行政不服審査委員(2022年~)
千葉大学法科大学院 非常勤講師(2023年~)
③ 取り扱い分野
・労働案件交渉(労働条件・不利益取り扱い・雇用継続・解雇撤回・損害賠償等)
・あっせん対応(労働局、労働委員会、社会保険労務士会の各あっせん手続)
・労働審判対応、仮処分対応、民事訴訟対応等の裁判所における手続全般
・ユニオン、労働組合対応(労働委員会での救済命令申立事件対応)
・労務管理アドバイス全般
・就業規則作成、雇用契約書作成等の労務関連書面の作成・運用のフォロー
・労働問題に関する講義・講演(社労士対象、企業対象、弁護士対象など)
④ 自己紹介(労働事件への想い)
応援団長の学生時代
私は、中学・高校時代に応援団に所属していました(甲子園で校旗を掲げたのが、高校時代の自慢です。高校では応援団長を務めつつ、サッカー部のゴールキーパーとして青春時代を謳歌しました)。
応援団は過酷です。スポットライトは決して当たらない立場ですが、日頃から地道な鍛錬をして、舞台に立つ選手にエールを送り続ける。
そういう応援団だからこそ、選手に大いなる勇気を与え、一歩前に進む力を与えるのだと想います。
弁護士は応援団に似ています。依頼者の人生を「応援」するべく、お悩みに耳を傾けると同時に、闘うべきところでは徹底的に闘う、それが、労働弁護士としての私の使命であると思っています。
なお、応援団長魂はプライベートでも絶えず、Jリーグのジェフユナイテッド市原千葉の熱狂的サポーターとして応援を続けています。今でも時間を作って全国を駆け巡っています。
働く社会を幸せにする「人生応援団」を目指して
明治大学法科大学院に進学し、労働法の大家(たいか)である菅野和夫教授(現東大名誉教授)の下で労働関連法規及び判例実務を徹底的に学び、弁護士登録後から数々の労働事件を経験してきました(菅野教授の著作にも参画しています。)。
労働事件の専門の弁護士というと、労働者側・使用者側の弁護士に分かれることが多いですが、私はあえてそうした固定的立場はとらず、労使両立場から徹底的に労働事件を闘ってきました。
「労働問題」というのは、人の生活と経済活動に密接に関わる問題です。
これを総合的に解決するためには、労働者側・使用者側の双方の立場から労使紛争を見つめ、総合的な労使トラブルの解決が必要不可欠と考えておりました。
私が弁護士として目指す理想像であり、法人の理念は、
~働く社会を幸せにする人生応援団~
働く人が生き生きと、労働問題で悩むことなく幸せになる社会を作っていきたいのです。
私は数え切れないほどの労働者の方の依頼を受け、これまで数々の企業と対峙し、多くの勝訴的解決を勝ち取ってきました。多くの労働者の方に「先生の力で誇りを取り戻すことができた」と感謝のお言葉をいただきました。
労働者の方にとって、「労働」は、生活の糧であるだけではなく、人としての「誇り」であり、「生きる価値」と言っても過言ではありません。
しかし、私は、紛争を単発で解決するだけでは、労使が双方幸せになる社会を作ることができないということを痛感しました。
労働者側の立場で企業の違法を追及しても、相手の会社はその場限り。
これは企業の立場で紛争を解決しても同じです。喉元通れば熱さを忘れるように、何も変わっていない。
企業のための労務対応で「働く社会を幸せに」したい
どうすれば、「働く社会を幸せに」できるのか。
使用者側の企業にとって、労使問題は、企業活動の根幹である「人材」に関わるものです。
企業にとって労働問題の解決は、個別の事件解決にとどまるものではありません。
企業全体の企業活動、ひいては全ての労働者の生活を守るための重要な問題解決なのです。
人を使うのは企業ですから、労働契約を作るのも企業です。人の幸せは企業の手にもかかっています。
企業総てが変わっていかないといけない。起きてしまった紛争に蓋をしているだけでは何も変わらない。
多くの企業にワークルールを徹底する、企業を支える「人材」の人事労務に向き合う。
紛争を知る弁護士でもあり、労務管理の専門の社会保険労務士でもある私が、労務の専門家としてその応援を行うことが私の使命であると考えるようになりました。
~全ての企業に、「労務応援コンサルティング」を応援エールとして届ける~
これが今の私の使命(ミッション)だと考えています。
⑤ 主な活動
(労働関連相談活動実績)
千葉県弁護士会労働専門相談担当(使用者側)
千葉県労働相談担当
千葉労働局専門家巡回相談担当
労働関係訴訟の運用に関する裁判所との協議会幹事担当
労働相談・個別労働紛争解決制度関係機関連絡協議会 千葉県弁護士会代表