2017年11月01日
10月27日社会保険労務士向けセミナー「有期雇用契約の無期転換対応」を開催しました
労働弁護士の戸田です。先日10月27日、社会保険労務士の先生方を対象の連続セミナー第1回「有期雇用契約の無期転換対応」を実施しました。今回はプレミアム(?)な小規模セミナーということで、定員7名で募集させていただきましたが、応募多数につき、2度の増設。初回も定員オーバーの8名の先生にご参加いただきました!(元船橋支部支部長の大先生にもご参加いただきました)とても熱気に溢れる、熱く濃く労務を語る2時...
2017年10月21日
千葉県社会保険労務会千葉支部主催の研修講師を行いました
労働弁護士の戸田です。10月20日、千葉県社会保険労務士会千葉支部からご依頼を受け、社会保険労務士の先生方向けの研修を行いました。千葉県社会保険労務士会千葉支部は、千葉市を中心に、四街道市、市原市、八街市、東金市、山武市、茂原市、長生郡、夷隅郡、勝浦市まで、房総半島のかなり広範囲の支部です。会員数も千葉県内でも船橋支部に次ぐ規模ということでして、今回の研修でも相当数の先生にご参加いただきました。今...
2017年10月04日
社会保険労務士様向け連続勉強会~労務トラブル編
※本セミナーは終了しました。労働弁護士の戸田です。これまで私は、社会保険労務士の先生方を対象に、千葉県の社会保険労務士会の各支部(船橋支部、北総支部、木更津支部)で研修講師を担当させていただいておりました。今月には千葉県社会保険労務士会千葉支部でも研修講師を担当致します。今回、私が所長を務める弁護士法人戸田労務経営で、社会保険労務士様向けのセミナー(全3回)を開催することになりました。これを機会に...
2017年10月03日
弁護士ドットコムニュースに掲載された戸田弁護士の記事をご紹介「競業避止義務の相談」
労働弁護士の戸田です。弁護士ドットコムに掲載された記事をご紹介します。今回は、セラピストを経営するお店からのご相談案件についてのコメントです。「辞めたセラピストに常連客をとられた」サロン店長激怒、法的責任を問える?辞めた従業員が退職した後に独立する、あとは常連客を持って行ってしまう、この手の相談は本当に多いですね。いわゆる競業避止義務の問題です。特に、相談のセラピストや美容師など、塾業界で深刻です...
2017年09月13日
弁護士ドットコムニュース掲載の戸田弁護士の記事をご紹介「社内行事と労災・労働時間の問題について」
労働弁護士の戸田です。少し前の記事ですが、弁護士ドットコムニュースに掲載された記事をご紹介致します。「会社のサークルでツーリングしたら「熱中症」にかかり欠勤…「補償」はどうなる?」軽く補足します。会社のサークルもそうですが、社内行事についてもこれが「労働時間」と評価されるかどうかの問題があります。裁判例は、次のような基準で判断しています(前橋地裁昭和50年6月24日判決)。自由参加なら労働時間には...
2017年09月08日
弁護士ドットコムニュースに戸田弁護士の記事が掲載されました「給与天引きされた懇親会費の返金要求について」
労働弁護士の戸田です。弁護士ドットコムニュースから取材を受けて、記事が掲載されました。「給与天引きの親睦会費で男性社員が「風俗」遊び…不満抱く女性社員、返金要求は可能?」懇親会費の天引きの問題は、非常に身近な労働問題です。労働者の方にとっては、意味も分からず天引きされることについて不満を持たれることが多いです。賃金の全額払いの原則の例外になるものですから、当然といえば当然。使用者側としても、その内...
2017年05月11日
顧問契約のすすめ
労使トラブルを万全に防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。顧問契約を検討していますが、顧問契約のメリット・特徴・顧問契約の費用について教えて下さい。労働者との労使紛争には様々ありますが、労使トラブルに発展すると、多額の金銭のコスト(経済的リスク)、経営者や担当者の人的対応リスク、会社の名誉・信用が大きく低下するリスクが発生します。一度起きた労使トラブルを解決することは簡単ではありません。⇒(労使...
2017年05月11日
懲戒処分の進め方
どうもうちの会社の従業員が、会社の備品を勝手に持って帰っているようです。これを不問にすることはできません。示しをつけるために、従業員に懲戒処分を行いたいのです。ですが、懲戒処分をどうやってやるのかがいまいちわかりません。気持ちとしては懲戒解雇までやりたいのですが、そこまでやっていいのかも迷っています。懲戒処分の進め方についてアドバイスをお願いします。懲戒処分は就業規則のチェックと処分の妥当性を慎重...
2017年05月11日
従業員のメンタルヘルス対応について
当社の従業員で、メンタルヘルス不調の疑いがある従業員がいます。出勤しても全く十分な仕事ができていない状態が続いています。さすがに最近の状況は目に余るものがありますので、解雇も含めて検討しています。会社としてはどのように対応するべきでしょうか。安易な対応は禁物です。メンタルヘルス不調が疑われる従業員に対しては、会社として、メンタルヘルスの不調が悪化しないように配慮すべき義務があります。私傷病休職制度...
2017年05月11日
会社がやるべきセクハラの防止と対応方法
当社の従業員Aが、部下の女性Bをしつこく飲み会に誘ったり、性的な冗談を頻繁に言っているようです。Bはセクハラだと訴えてきていますが、セクハラだと判断しかねています。会社としてはどういう対応をすべきでしょうか。セクハラについては、まず適切な調査を行うべきです。セクハラの被害申告は、事の性質上なかなか告白が難しく、慎重に聴き取りを行うことが重要です。セクハラ被害が真実であれば、配置の見直しや、懲戒処分...