2025年07月31日
代表弁護士の戸田が『月刊総務』(2023年12月号)に寄稿
代表弁護士の戸田が、企業の人事・経営者向け雑誌『月刊総務』(2023年12月号)に記事を寄稿しました。記事では、労働組合の争議行為、ストライキについての基礎知識や対応方法について解説しました。...
2025年07月07日
労働組合から団体交渉、労働委員会の救済申立もされたものの、従業員の退職合意による解決を実現した事案
ハラスメント等を主張する従業員が労働組合に加入し、長期の団体交渉が開催されました。不当労働行為を理由として労働委員会に救済申し立てを行ってきました。既に相当回数の団体交渉も行われていたため、かなり対応に苦慮した事案です。労働組合の要求は、書面での要求回数も膨大で、かなり激しかったですが、都度適宜の対応を行いました。義務的団交事項に該当しないものも多く含まれていましたので、その点争点外の内容について...
2025年07月04日
労働組合からの団体交渉、争議行為に対応しつつ、最終的には労働審判で適切な紛争解決に持ち込んだ事案
相談者は学校法人で、雇止めをした元教員から、雇止めが違法であること、在職中に未払い残業代があること等を主張し、加入した外部の労働組合を通じて団体交渉を要求されました。かなり激しい要求をしてくる労働組合でしたので、団体交渉の対応はかなり苦慮しました。毎回団体交渉前に打合せをして準備を行い、安易な妥協をせず、長期の団体交渉を耐え抜いた形です。争議行為も実行されましたが、これについても毅然と対応しました...
2025年07月02日
ユニオンの主張を完全に排斥して、団体交渉に至らずに終結した事案
相談者は建設会社の元受企業です。下請会社の従業員が労災事故により負傷しました。その従業員が外部ユニオンに加入し、労災事故の賠償請求を行ってきました。ユニオンは連絡もなく突然会社に訪問してきて、長時間様々な主張をしてきた上、期日の迫った団体交渉期日を指定してきたため、慌ててのご相談でした。元受企業は、確かに現場での安全配慮義務違反の責任を負うことはあり得ますが、労働組合との団体交渉に応じる義務がある...
2017年05月11日
労働組合(合同労組・ユニオン)から団体交渉を申し入れられた
先日、我が社を退職した労働者がユニオンを通じて団体交渉を申し入れてきました。当社には労働組合も無く、これまでこうした労働組合やユニオンとの紛争は経験がなく、とても驚いています。しかし、今回のユニオンの主張は、全く理由のない主張だと思っています。当社としても、営業時間中に団体交渉に応じている時間はありませんので、拒否しようと思っているのですが、この対応で問題はないでしょうか。労働組合(合同労組・コミ...