労働弁護士の戸田です。
3月20日、千葉県税理士会千葉西支部からご依頼を受け、税理士の先生方向けの研修を行いました。
社会保険労務士会様,弁護士会や裁判所からの依頼による講演は多数ありますが、実は、税理士会様からのご依頼は初めてでした。
千葉県税理士会千葉支部は、習志野市、八千代市、千葉市美浜区、千葉市花見川区、千葉市稲毛区の税理士の先生方が所属しておられます。
今回の研修でも相当数の先生にご参加いただきました。
ほとんどの中小企業は税理士の先生を顧問でお持ちです。
税務だけではなくて、労務問題や法律問題での困りごとがあったら「とりあえずは税理士さんに相談するか!」という社長さん、とても多いです。
それだけ専門士業は頼られる。
だからこそ、税理士の先生にも、最近殊にふえている労務問題のトラブルを理解していただこうという趣旨の企画でした。
さらに言えば、私の事務所では、税理士事務所内での労務トラブルの相談も来るようになってまして、士業事務所自体の労務管理の難しさも考えなければならない・・・
「労務トラブルリスクから顧問会社を救う方法」と題して、解雇と残業代を中心に労務トラブルの実態をお話ししました。
労務管理のリスクの見抜き方と対応方法を、10以上の事例を基に検討する講義でした。
この研修の後、税理士事務所の先生と、当事務所の士業向け顧問サービス「労務管理アドバイザー」契約を結びました。
⇒社会保険労務士・税理士・行政書士など士業の先生方へ(労働弁護士の活用方法)
税理士の先生にも頼られる労働専門弁護士を目指し、日々精進です。